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平成23年民法3問目

さて,ほろ酔い気分で更新です。本日は本試験6問目,民法ですと4問目となります。では,早速いきましょうか。


次の対話は,無権代理に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次の(ア)から(オ)までの学生の解答のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組み合わせは,後記(1)から(5)までのうちどれか。


教授:Aの代理人であると称するBが,Cとの間で,Aが所有する甲建物の売買契約(以下「本件売買契約」と言う。)を締結したところ,Bが代理権を有していなかったという事例を考えてください。この事例において,Cは,どのような法的手段をとることが考えられますか。

学生:(ア)Cは,Aに対して本件売買契約を追認するか否かの催告を行うことができ,また,Aの追認がない間は,Bが代理権を有しないことについてCが善意か悪意かを問わず,契約を取り消すことができます。

教授:それでは,事例において,BがCから受け取った売買代金をA名義の預金口座に入金し,Aがこれを認識しながら6ヶ月間そのままにしていたという場合には,Aは,なお追認を拒絶することができるでしょうか。

学生:(イ)追認があったかどうかが問題になりますが,黙示の追認がなかったとしても,取り消すことができる行為の法定追認について定めた規定の類推適用により,本件売買契約を追認したものとみなされますので,Aは,もはや追認を拒絶することができなくなります。

教授:では,事例において,本件売買契約を締結した後に,Bの無権代理によるCへの甲建物の売却を知らないDに対してAが甲建物を売却し,その後,AがBの無権代理行為を追認した場合には,CとDのどちらが甲建物の所有権を取得しますか。

学生:(ウ)AがBの無権代理行為を追認しても,第三者の権利を害することはできませんので,追認の遡及効は制限され,対抗要件の具備を問うまでもなくDが所有権を取得します。

教授:では,事例において,BがAの子であったと仮定し,AがBの無権代理行為の追認を拒絶した後に死亡し,BがAを単独相続した場合は,どうなりますか。

学生:(エ)Aが追認を拒絶することにより,Bの無権代理による売買契約の効力がAに及ばないことが確定しますので,その後にBがAを相続しても,Bは,追認拒絶の効果を主張することができます。

教授:事例において,Aが追認を拒絶した場合,Cが民法第117条第1項に基づいてBに対して損害賠償を請求するためには,Bに故意または過失があることを立証する必要がありますか。

学生:(オ)無権代理人の損害賠償責任の性質は,不法行為責任ではなく,法律が特別に認めた無過失責任であると考えられますので,Cは,Bの故意または過失を立証する必要はありません。

(参考)
民法
(無権代理人の責任)
第117条 他人の代理人として契約をしたものは,自己の代理権を証明することができず,かつ,本人の追認を得ることができなかったときは,相手方の選択に従い,相手方に対して履行または損害賠償の責任を負う。
2 (略)

(1)アウ (2)アオ (3)イウ (4)イエ (5)エオ



またまたサービス問題ですね。これも1分かからずに正答できる問題です。(ア)から順にみていきましょうか。


(ア)
キーワードだけが浮き上がって見えてきますよね。『Cが善意か悪意かを問わず,契約を取り消すことができます』取消権は善意のみです(§115)。なので見た瞬間に(ア)は切れます。(ア)のある(1)(2)はなくなります。まあ,過去問頻出の論点なので,迷うようなことはまずないでしょう。

(イ)
この論点,過去問ですね。まあ,条文・判例からも容易に正誤の判断ができます。あっという間に切れますね。

【参考過去問平成14-2-(ア)】
Bは,Aから甲土地の売買代金の一部を受領した。この場合,Bは,Aの無権代理行為を追認したものとみなされる。

はい,これでこの問題終了(笑)一応正答肢の(エ)と(オ)も目を通しますが,自信を持って次の問題にいけますよね。過去問知識だけで1分かからず正答できます。

(ウ)以降も確認していきましょう。

(ウ)
キーワードは対抗要件の具備を問うまでもなくですね。言葉悪いですが,司法書士目指している人でこの肢で引っかかるような方はちょっと…どうなんでしょう。根本的な勉強方法が間違っているかもしれませんので,(1)や(3)を選択してしまった方は早急に勉強方法の見直しをお勧めします。

(エ)
こちらも過去問頻出論点。見た瞬間判断つきます。

(オ)
これは初めての肢ですか?過去問ではちょっと記憶がありません。条文まで親切に出ております。が,本試験ではこの肢がどうなのか?じっくり検討するべき肢ではないように感じます。個数問題ではないので,あまり深く考えすぎてしまうのもどうかな,と。なので私なら(オ)はさらっと流して,迷わず(5)をマークして終了させます。


本試験ではすべての肢を完璧に知っている必要はありません。要は正答できればよろしいのですから。この辺が幅広い知識よりも,正確で確実な基本知識を押さえておいたほうが得策と言われる所以でしょう。ただ,過去問を復習する場合にはひと肢ひと肢丹念にやらなければなりませんよ。でないと,本試験で過去問パワーを発揮できませんので。

以上,なにかご質問等あれば気軽にコメントしてください☆人気ブログランキングへ
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平成23年民法2問目

土日限定で更新し始めた過去問シリーズです。本日は平成23年本試験問題の5問目です。


次の対話は,下記(事例)に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次の(ア)から(オ)までの学生の解答のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組み合わせは,後記(1)から(5)までのうちどれか。

(事例)
Aは,Bが営む骨董屋の店内に陳列されていた彫刻甲を著名な彫刻家Cの真作であると信じて購入した。ところが,実際には,甲は,Cの真作ではなかった。

 教授:(事例)において,Bが,甲がCの真作であるとAに告げていた場合,Aが甲の売買契約の効力を否定するためには,どのような法律構成が考えられるでしょうか。

 学生:詐欺による取消しが考えられます。

 教授:Aが詐欺による取消しを主張する場合には,Bの主観的事情について何らかの要件が必要とされていますか。

 学生:(ア) Bの主観的事情としては,Aを欺罔して甲が真作であると誤信させようとする故意だけでなく,その誤信に基づき甲を購入する意思表示をさせようという故意があったことが必要です。

 教授:では,Bは,甲がCの真作ではないことを知っており,また,AがCの真作であると信じて購入すること認識していたが,甲がCの真作ではないことをAが告げずに売った場合には,Aは,詐欺を理由として売買契約を取り消すことはできますか。

 学生:(イ) このような場合には,AがBによる働きかけなくして錯誤に陥っていますので,詐欺による取消しが認められることはありません。

 教授:(事例)に置いて売買契約の効力を否定するための他の法律構成は,考えられませんか。

 学生:錯誤無効を主張することが考えられます。

 教授:(事例)について錯誤無効を主張する場合には,どのような問題があると考えられますか。

 学生:(ウ) Aは,甲がCの真作であるという錯誤に陥っていますが,Aは,店内に陳列されていた甲を買う意思でその旨の意思表示をしていますので,石と表示に不一致はなく,動機の錯誤が問題となります。

 教授:Aの錯誤が動機の錯誤だとすると,動機の錯誤に基づいて錯誤無効の主張ができるかどうかが問題になりますが,その要件について,判例は,どのような見解を採っていますか。

 学生:(エ) 判例は,動機の表示は黙示的にされたのでは不十分であり,明示的にされ,意思表示の内容となった場合に初めて法律行為の要素となりうるとしています。

 教授:(事例)に置いて詐欺を主張するか,錯誤を主張するかで,他に異なる点はありますか。

 学生:(オ)詐欺による取消しについては,AB間の売買契約を前提として新たに法律関係に入った善意の第三者を保護する規定や取消権の行使についての期間の制限の規定があるのに対して,錯誤については,このような明文の規定がないことが挙げられます。

(1)アイ (2)アウ (3)イエ (4)ウオ (5)エオ



この問題,(事例)を読んだ瞬間に『錯誤』『詐欺』の論点が瞬時に浮かんでくると思います。この時点で瞬時に論点が浮かんでこないようだと,勉強不足だと思います。組み合わせであること,みたかんじ知識問題であることで,サービス問題として本試験中も緊張がほぐれ,次の問題以降も集中して,良い意味でリラックスして取り組んでいける問題ではないでしょうか。

さて,学生と教授式の問題では,まず全体をさらっと読みます。この問題については(ア)から順次みていこうと決めました。

(ア)
①誤信させようとする故意
②その誤信に基づき甲を購入する意思表示をさせようという故意

以上の二つがBの主観的事情としての要件が必要といってます。どうでしょう?2つ必要。当たり前じゃん。(ア)のある選択肢は消去。瞬時に切れる肢です。今手許にないので正確なことは書けませんが,私の使用していたデュープロセスにも書いてあったと思います。

おまけとして,過去問でも出題済みの論点です。何年に出題されたあの肢だ!と,本試験時瞬時に浮かんでくるでしょう。そう。平成13年(イ)の肢です。

【参考過去問平成13-1-(イ)】
Bは,C社の従業員から甲薬品はガンの予防に抜群の効果があるとの虚偽の説明を受け,これを信じてAに同様の説明をし,Aもこれを信じて甲薬品を購入した場合,Aは,Bとの間の売買契約を取り消すことができる。(×)

論点的にはドンピシャの肢ですよね。

(イ)
黙示の詐欺の論点。これも基本的な論点ですね。みた瞬間×。ということで(イ)のある選択肢は(3)だけ。これが正答だな。ということで,一応(エ)をみて,マークシートにマークして次の問題に進みます。この問題で要する時間は1分かからないでしょう。この肢については,ただ単に『告げなかっただけ』という場合には詐欺取消しは認められない可能性がありますよね。本肢の場合,Bは『AがCの真作であると信じて購入すること認識していた』というところがポイントになってくるところでしょうか。

(ウ)
私が受験していたら上記のとおりこの肢は検討もしないでしょう。最初に目を通す段階で平成13年の過去問が思い浮かびますね。この肢も,過去問をしっかり理解していれば難なく切れる肢ですし,基本書の意思表示の最初のはしがきあたりでも書かれているような知識ですね。

(エ)
動機の表示についての論点。もうなにも書くことはないでしょう。

(オ)
この肢も過去問。平成6年ですね。

【参考過去問平成6-5】

(エ)民法上,錯誤の場合には,無効を主張することができる期間についての定めはないが,詐欺の場合には,取消権を行使できる期間については定めがある。(○)

(オ)錯誤の場合には,Aは,すべての第三者に対して,無効を主張することができるが,詐欺の場合には,Aは,すべての第三者に対して取消を主張することができるわけではない。(○)


以上です。すべて基本書・過去問・条文だけの知識でじゅうぶん対処できる肢です。基本的な知識さえしっかり身についていれば,数十秒で正確に正答することができます。午前の部は考えなければならない問題等もあるので,こうした問題については,時間をかけずに正確に正答できるようにしましょう。


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平成23年民法4問目

本日は,リクエストがありましたので,民法4問目をやってみたいと思います。


「Bは,Aから不動産を購入して,AからBへの所有権の移転の登記をしたうえで,Cに当該不動産を売却した。他方,AはBの詐欺を理由にBとの売買契約を取り消した。」という事例におけるAとCとの間の法律関係について,「Cが,Aによる取消前に当該不動産を譲り受けていた場合には,遡及効を制限する規定によって遡及効が制限されるとき以外は,取消しの遡及効を貫徹すべきである。」との立場を前提としつつ,CがAの取消後に当該不動産を譲り受けていた場合には,①「取消しにより,BからAへの新たな物権変動が生じ,Cは民法第177条の第三者に該当し,Aは登記をしなければ,不動産の所有権の復帰をCに対抗することができない。」と構成する見解と,②「取消後,Aによる登記の取戻しに懈怠がある場合には,民法第94条第2項を類推適用し,外観法理によりCが保護される場合がある。」と構成する見解がある。


次の(ア)から(オ)までの記述のうち,①の見解に対してのみ妥当する批判として適切なものの組合せは,後記(1)から(5)までのうちどれか。


(ア)Cの譲り受けが取消の前か後かによって取消しの効果についての法律構成が異なることは,論理的に問題である。

(イ)取消後に譲り受けたCに対してAが常に取消しの効果を対抗することができるとする結論は,妥当ではない。

(ウ)取消後に譲り受けたCが,AB間の売買契約が取り消されたことを知っている場合であっても保護されることとなるのは,妥当ではない。

(エ)Aが取消しをしながら登記をB名義で放置しておいた場合と,取消しそのものをしないで放置しておいた場合とで,AがCに不動産の所有権を主張することができるか否かの結論が異なる余地があるのは,妥当ではない。

(オ)Cが取消前に譲り受けた場合には,Cが登記をしなくとも保護されるという結論は,妥当ではない。


(1)アイ (2)アウ (3)イエ (4)ウオ (5)エオ



この問題,先に私が本試験を受験したとした場合にどのように解答するか書いておきますね。

まずサラッと肢をみます(読みます)。しっかり考えなければならなそうな(ア)はとりあえず外す。次に(イ)。『常に』取消しの効果を対抗できるなんて論外。

この段階で,(イ)の肢がある(1)と(3)を切ります。

続いて(ウ)。①の場合,通常の物権変動としての対抗を問題としているので,悪意であってもCはAに対抗できます。これに対して,②の場合には,民法94条2項の類推適用としているので,結論が異なりますよね。なので,これビンゴ。(ウ)のない(5)を切ります。

最後に2肢ありますが,問題文の短い(オ)の肢を先に検討します。これは前提に対して批判しているわけですから,取消前については①も②も前提の立場は取っているので,両者に対する批判。ってことで,(オ)は簡単に切れます。

以上で,(2)しか残りませんので,これが解答となります。

この問題,(会場で)まともに全てを取り組んでいこうとすると,混乱してしまうかもしれません。組み合わせの場合には,どんどん切っていって,必要最小限の検討で抑えるのがベストだと思います。私は,この問題しか今解きませんでしたので,実際どのくらいかかるかわかりませんが,正答までに要した時間は3分程度。おそらく,本試験でもその程度で解ける部類の問題だと思いました。


さて,では,一肢ごと検討してみましょう。

と,その前に,まず,頭の中に叩き込んでおかなければならないこと。それは,

①②ともに取消前については同じ立場。取消後において変わってくるという点です。この点が整理されていないと,正答するのは困難となるかもしれません。

(ア)

①については,原則,取消前登記不要⇔取消後登記必要
②については,原則,取消の前後を問わず前提立場

以上により,アの肢の法律構成が異なってくるのは①の見解ですよね。②は原則的には法律構成は同じです。

説明不足している!そんなんじゃわからん!!って方は,再度しっくりしない点をコメントしてください。

(イ)

こちらの肢は(ア)の肢と違い,取消後のみを問題にしています。

①も②も,文字通り常に取消しができるとする見解ではありませんよね?なので,これはちょっと論外のような気がしますが,なにか疑問点があったら都度コメントくださいね。

(ウ)

こちらは(イ)の肢同様,取消後のみを問題としております。

①については,通常皆様が勉強している対抗関係の基本,つまり,善意だろうが悪意だろうが,先に登記を備えた方が勝ち!ということですよね。ということは,この(ウ)の肢,CはAB間の売買契約が取消されたことを知っていても①だと保護されてしまうことになります。これに対して,②では94条2項類推適用の見解ですからそのようなことにはなりません。したがって,まさにこれは①に対する批判としての肢となります。

(エ)

まず,取消しをしていない場合においては,A⇒B⇒Cへと物権変動しているわけですから,どの基本書にも出ている前主・後主の論点ですよね。この場合,①②どちらの見解に立ったとしても,AはCに対して対抗することはできません。

次に,取消しをしながら放置の場合については,①の見解に立てば対抗問題となりますから,登記がBにある以上,AはCに対抗できないということになり,後半部分と同様の結論となります。一方,②の見解では94条2項の類推適用の見解なので,Cが保護されなければAが対抗できる場合があると書いてあるので,異なる結論になる可能性があります。したがって,この肢は②に対してのみ妥当する批判ということになります。

(オ)

これは取消し前についての話。取消し前については①も②も同じ見解なので,こんな肢はみた瞬間切れる肢ですね。


以上です。もし,不明な点あればコメントお願いします。

この問題物権変動の論点が盛り込まれた復習のやりがいのある問題だと思います。他の論点もきっちり抑えていけるような復習のやり方をしてみましょう!

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平成23年民法1問目

ちょっと思うところがあるので,毎日とはいきませんが,(たまに)土日はこんな感じの記事も書いていこうと思います…が,問題書くのに5分くらいかかったので,面倒なので省略する場合もあると思います(笑)



【平成23年度司法書士試験4問】

未成年者Aが,A所有のパソコン甲をAの唯一の親権者Bの同意なく成年者Cに売る契約(以下「本件売買契約」という。)を締結した事例に関する次の(ア)から(オ)までの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組み合わせは,後記(1)から(5)までのうちどれか。

(ア)本件売買契約を締結するに際し,AとCとの間でAの年齢について話題になったことがなかったため,AはCに自己が未成年者であることを告げず,CはAが成年者であると信じて本件売買契約を締結した場合には,Aは,本件売買契約を取り消すことができない。

(イ)Aが甲の引渡し後に自ら本件売買契約を取り消した場合には,その取消しがBに無断であったときでも,Bは,当該取消を取り消すことができない。

(ウ)Aが,成年に達する前に本件売買契約の代金債権を第三者に譲渡した場合には,本件売買契約及び代金債権の譲渡につきBの同意がなく,かつ,追認がなかったときでも,Aは,本件売買契約を取り消すことができない。

(エ)本件売買契約の締結後に契約締結の事実を知ったBが,Aが成年に達する前に,Cに対して甲を引き渡した場合には,当該引渡しがAに無断であったときでも,Aは,本件売買契約を取り消すことができない。

(オ)Aが成年に達する前に,CがBに対し1か月以上の期間を定めて本件売買契約を追認するかどうか催告したにもかかわらず,Bがその期間内に確答を発しなかったときは,Aは,本件売買契約を取り消すことができない。

(1)アウ (2)アエ (3)イエ (4)イオ (5)ウオ



これは,迷う人はいないと思います。この問題間違ってしまったら…いえ,マークミスとかは別ですよ。理解不足で間違ってしまったら,まず無理でしょう。

ということで,私が受験生であり,この本試験受験していたら,どういう感じで解いていたか?



(ア)×


んで,組み合わせみると,(1)か(2)ですね。

なので,(ウ)をみる。(ウ),もうなにも言うことないですよね。これで決まり。みる必要もないですが,一応(エ)。こんなのふつうに勉強していれば,考える必要もないですよね。これで(1)が正解となります。(エ)や(オ)なんて本試験では,最後の見直しの時にさらっと読む程度です。


判例六法,過去問及び直前チェックが脳裏に浮かんできますが,検討する間もなく解答が導き出せます。こんな基本的な問題取り上げてなに考えているんだ?

と思うでしょう?








でもね・・・・・・・・






民法1問目だったので(笑)


復習。これがメインです。この問題をみて,23年前の過去問がすぐに浮かんでこなければ,まだまだ甘いです。条文(判例)・直前チェックも瞬時に浮かんでくる問題ですが,この問題については,最初の引き出しは過去問ですよね。


こんな感じで,平成23年民法について,第5問目からも書いていこうと思うのですが,いかがでしょうか?

他の科目,あるいは,何問目はどうなんだ?というのがあれば,そちらを優先します。あまりリクエストないようであれば,閲覧されている方にとって,あまりメリットがない記事だと思うので,自然消滅型のカテゴリ記事となると思います(笑)



・・・・・



というか…



解答部分より,問題の方が文章長いし。。。まあ,複数回受験されている方にとっては,基本論点なので…いいよね?(笑)

仮に,このような問題も,検討してほしい!!

という要望があれば,みっちり解説付きで記事にしようと思います。

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クイズの答え

先ほどのクイズの解答です


使用貸借の終了原因,これは借主の死亡(民§599)。ところで,使用貸借って,単体として論点を整理するというよりは,消費貸借・賃貸借の論点と比較して勉強することが大半でしょう。単体で勉強する場合は,動産を念頭に置いて勉強することが多いのではないでしょうか?不動産を念頭に置いて条文を理解する場合もありますが,最低限,8条の条文ベースを理解して,スラスラ言えるくらいになればどんな問題でも対処できますし,その先一歩踏み込んだところまでは勉強しませんよね。

ということで,今回は不動産(土地)のクイズでした。


正解は,私の家族の勝ちです


使用貸借であっても,借主の死亡によって契約が終了しない場合もあるようです。

心情的に考えれば当然といえば当然ですよね。せっかく数千万もかけて建てた建物を取り壊して返せ,なんて言われてもねえ。ほうとうも正解です(笑)

判例があります。

土地に関する使用貸借契約がその敷地上の建物を所有することを目的としている場合には,当事者間の個人的要素以上に敷地上の建物所有の目的が重視されるべきであって,特段の事情のない限り,建物所有の用途にしたがってその使用を終えたときに,その返還の時期が到来するものと考えるのが相当である(東京地判平5・9・14)

特段の事情ってところがポイントですよね。



でもこれ、コメントでも書きましたが、試験で『借主の死亡で終了』って出たら、終了ですよ!!

(試験では問われない)紛らわしいクイズですみません…

次回のクイズは、受験に役立つクイズにしますね♪


それでは。人気ブログランキングへ

民法599条

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。
今日のテーマは「ブログをやってて良かったなと思ったことは?」です。

このトラックバックテーマに参加していただいている方は
みなさんブログをしていらっしゃることになるのですが、
ブログ暦が長い方も短い方も様々だと思います!

そんな中で今日のテーマでは、あなたが
「ブログをしてて良かったな」と思うことを教えてください...
第1356回「ブログをやってて良かったなと思ったことは?」



交友関係が広がったことが一番です。それと,結構ストレス発散になりません?

そうそう,あとは,過去の自分を振り返れるというところがこれまたなかなか良いです。過去を振り返っても仕方がないこともありますが,過去を振り返らないといけない場合もあります。そんな時に役に立ちますね。


おはようございます。

ドコモの携帯ひどかったみたいですね。私もドコモですが,まったく支障ありませんでした。

昨日は弁護士・司法書士・税理士による士業の懇親会がありました。50名ほど参加していたでしょうか。人数多いとその場限りになってしまうケースも多々あります。ですので,このような場合私は,一通り名刺交換を済ませましたら,目星をつけた人とだけ話をするようにしております。


突然ですが,使用貸借の終了ってなんですか?


当然,民法599条ですね。


使用貸借は,借主の死亡によって,その効力を失う。


です。借主が死んじゃうと,法律上効力がなくなってしまう。ところが,困ることがありませんか?

そう。ありますよね。例えば,Aさんが私に,「立派な家がほしいのか。であれば,あの土地に建物を建てればよい。土地はタダで貸してあげるよ」と言ってくれました。なので私は,家を建てました。4人家族でも広すぎるくらい立派な家が建ちました。土地代がかからないので,かなり費用を抑えることもできました。チャンチャン♪

ところがです。困ったことに私はその数年後死んじゃいました。

さて,ここで599条の出番です。

使用貸借は,借主の死亡によって,その効力を失う。

ええ。Aさんは私に土地を貸したのです。妻と子供2人に貸したのではない。よって…


Aさんは家族にこう言いました。

「この土地について,あなた達は無権利なので,もう出て行ってくれ。」


困ったのは私の家族。

「そんな…酷い

家族が出ていかないAさんはやむを得ず,(民法599条により)建物収去・土地明渡請求訴訟を起こしました。

さて,AさんVS私の家族,いったいどちらの主張が通ったのでしょう?




以前も書きましたが,一週間があっという間に過ぎ去っていきます。もう木曜日。ふぅ。

では,本日も頑張りましょう♪
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司法書士試験民法対策②

 昨日は民法をどんな感じで勉強してきたかという視点で書きました。昨年まで日々の勉強は昨日書いた通りなのですが、答練や模試の受講する際に少し意識が変わってきました。4年目、5年目は早稲田セミナー。昨年は辰巳法律研究所の答練を受講しました。初めて答練を受講した4年目そして5年目は振り返ってみると、すべての肢をしっかり復習して直前チェックに記載されていない知識を補充することがメインだったように感じます。それに加えて既存の知識(過去問を変形させた肢や直前チェックに掲載されている知識)の定着度の確認にもなりました。順位や氏名が出るので日々の勉強のモチベーションはとても上がりました。6年目は毎週横浜の辰巳に受講しに行ったのですが(それまでは通信がメインでした)、すべての肢をしっかり検討するということよりもどんなところで自分が迷うのか?迷った時にいかに正答にたどり着けるか?ということを4,5年目以上に意識して取り組むようにしました。復習もそれまでは下手をするとまる一日かかっていたこともあったのですが、サクサクとその日のうちに終わらせて、以前書いたようにどうしても気になる問題はばらしてファイリングノートにはさみ、それ以外の問題については以降見直すことはしませんでした。

 民法の話からかなりそれますが、答練を受講するかどうかは人それぞれだと思います。金銭的に厳しいという方もいらっしゃると思いますし、答練以外の講座を受講しているので、とても答練まで手が回らないという方もいらっしゃると思います。合格者の方の話を聞くと、答練を受けていたという方は確かに多いのですが、うけなかったという方もいらっしゃるので、受講した方が良いか悪いかということは一概には言えません。

 答練を受講すると、過去問とは違った形式・違った角度で出題されることが多々あります。この時、過去問や直前チェックで得た知識を応用できればその知識については問題ない、という判断をしていました。逆に過去問の反復をしているときも、『この知識をどのように応用するか?』ということも考えて勉強するようになったので、私の場合は答練を受講することで民法の過去問知識を盤石なものとすることができました。答練を受講しているとまれに『なんじゃこりゃ?w』という問題も出題されることがありますが、そういう問題は適当に流しましょうw問題にケチつけていても仕方がないのでw(といいながら、受験生の時はぶつくさ文句言ってましたw)

 なんだか民法対策というより答練についての記事になってしまいました。ついでに私が利用した答練は上述した通りですが、模試は早稲田セミナー、辰巳、伊藤塾を受けました。難易度はどの模試も同じくらいで、本試験レベルといったところでしょうか。私にとって本試験直前期の模試は本試験での緊張をほぐしてくれるとてもいい機会でした。早稲田セミナーの第1回模試はもうそろそろじゃないでしょうか?確か第1回模試は午前午後ともに30問以上取るのがすごく難しかったような気がします。ちなみに、早稲田模試2回の記述。たまに本試験ドンピシャの問題が出題されるので、本試験前も2回模試だけは目を通すようにしてました。あ、誤った問題の正答率はかなり意識していました。憲法などは正答率70%以上の問題もふつーにボロボロ落としてましたwなんでこの問題で受講者の大半が正答するのか?という疑問が毎回浮かびましたが、謎はとかれることなく現在に至ります。だから本試験でも1問しか正答できなかったんですねw人気ブログランキングへ

司法書士試験民法対策①

 司法書士試験午前の部35問のうち20問も出題される民法。この試験の要となる科目です。どういうわけか本試験では初年度からあまり間違えなかったような・・・。使用した教材はデュープロセス、直前チェック、過去問です。デュープロセスは年内に一通り読んで年明けからは曖昧な単元を読む程度。あ、それと年内は姫野先生が書いている過去問分析の方法論も読みました。メインは直前チェックと過去問でした。過去問のある単元を解いたら直前チェックでその単元を再度確認。直前チェックで確認する際は条文を一条一条ひいて、判例をチェック。さらに関連条文のチェックも欠かさずやっておりました。参考までにどのくらいの時間を要していたかですが、たとえば『代理』のところですと過去問で1時間半程度、直前チェックと条文チェックで2時間半、合計4時間程度かかっていました。民法全体としては4週間~5週間くらいかかっていたでしょうか。過去問(レックのやつ)は人にあげてしまったので、どのくらいの間隔で回していたのか正確には思い出せません。私は民法に限らず、回すごとに過去問集の初めのほうにある余白部分に2/1~2/11といった具合にやり始めた日付とやり終えた日付を記載しておりました。記載することでペースを確認したかったからです。民法が速いペースであれば違う科目のペースが落ちているということになるので、民法のペースを緩めて遅れている科目への配分を多くしたりして、全教科を万遍なく勉強できるようにしておりました。

 さて、民法ですが、推論の記事はずいぶん前に書きましたので、推論以外の知識問題について書いていきたいと思います。一時期、オートマチック民法を使用したりランダムに過去の答練の問題をやってみたり、新しい問題集をやってみたりした時期もありました。これは大失敗でした。やっているときは知識が広がったように思えるんですが、模試等を受けてみると、知識がバラバラになっていることがよくわかるんです。

 『頭の中のあそこの引き出しに入れていたつもりの知識が、別なところにも入っている。

  でも内容が少し違うような気がする。。。

  この問題の解答を導くにはどの引き出しからだしてくればいいのだろう?

  ぐちゃぐちゃぐちゃ・・・・・

  結局、知識が散乱してしまいまったくわけのわからない肢を選択してしまう。』

 こんなことがよくありました。この段階のレベルは民法で4~5問はふつうに失点するレベルの思考回路です。これが満点あるいは1~2問で抑えられるようになった私の思考回路は・・・

 『あ、これはここが違うから×。』

 『この肢、ここでひっかけてきてるw』

 『他の肢わからないけど、この肢は確実に正答肢。よってこの組み合わせしか残らないからこれが答え』

 こんな感じになります。知識を分散させずに集約しようと思った教材にすべてを集約して、それとあわせて過去問、六法で確認。このやり方を繰り返し繰り返ししていくと、自然と身体に知識がしみこんできます。しみこんできた時が大事。基本の基本である知識を知っていて当たり前、わかっていて当たり前と、感じるようになるんです。そうなると今度は整理されていた知識がなぜかまたばらけてくる。ばらけてきた知識を元通り整然と整理するには、基本的な知識を『当たり前』の感覚を捨てて、しっかり考える。『当たり前』と思っていることを考えるってモチベーションがあがらず退屈になりますが、そのことを怠るとまた4~5問落とすレベルに舞い戻る。。。逆にしっかり考えながら勉強に取り組めばより盤石な知識となって応用が利くようになってきます。この辺の感覚って人それぞれだと思いますので、なんとも言えませんが、私の場合はそうでした。

 知識が盤石になると模試や答練でも難易度に拘らず得点できるようになります。模試や答練で得点できれば当然本試験でも確実に得点できるようになります。民法で満点近く取れれば残りの15問のうち4~5問不正解でも30問前後は得点できることになります。そうなると気分的に楽に試験に臨むことができるようになります。

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司法書士試験民法の推論対策

 司法書士試験午前の部の核となる民法。推論問題は2問~3問くらいは出題されています。だからといって、通常の勉強とは別に推論対策を個別にやる必要があるのかというと、それは不要だと思います。『不要』と書くと語弊があるかもしれませんが、基礎がしっかりできていて時間がたっぷりある方で、なおかつ知識の混乱を招かない自信のある方であればした方がいいかもしれません。私の場合は、そのような時間も自信もなかったので対策は立てませんでした。

 対策もしない問題に対応できるのか?

 私自身の経験からすると対応できます。基礎がしっかりできていれば基礎を応用させることですべての肢の正誤の判別はできなくても問題を正答する肢の判別はできると思います。
 基礎というのは基本書に書かれている基礎知識もそうですし過去問知識も含みます。ですので、基礎を応用させなくても過去問知識があれば5肢のうち最低でも1肢~2肢の正誤の判断はつきます。

 じゃあ、個数問題ならどうするんだ?

 知りませんww全力で頭をフル回転させて考えて、、、それでもどうしてもわからなければ諦めるしかないでしょう。推論で個数であれば正答率も低いでしょうから合否にそれほど影響しないでしょう。逆に正答率が高ければ、基礎知識があれば個数問題でも正答できますし。



 ちなみに、基礎知識ってどんな知識なんでしょうねwたとえば、意思表示、観念の通知、そうした言葉は基本書にも書かれているし、なんとなく素通りして読んでしまう言葉ってあります。私も以前はそうでした。でも、素通りして読んでしまっているところって案外他の受験生も素通りしてしまっているんじゃないか?って考えるようになったんです。素通りせずにこの言葉がどんな意味を持っているのか?違う個所でも同じ言葉が出てきたけど、同じ意味合いなのか?そういうことを考えないとここ数年の民法の問題で満点ないし1~2問落としで抑えるのは厳しいような気がします。だからといって、司法書士試験の場合は学者本まで手を広げなくても基本書のレベルで考えれば本試験の問題には十分対応できる思考が身につくと思います。他の受験生が素通りするほど、誰もが『言葉』は知っている知識。そういう『言葉』の『意味』をしっかりと理解するように勉強することが合格に近づける第一歩だと感じます。

 覚えなければならない知識と理解しなければならない知識。この二つをしっかり分けて勉強に取り組まないと頭が混乱してしまうと思います。これは民法に限らず他の科目にもあてはまる事だと思います。

 こんなことをだらだら書いていると、『そんなこと言われなくてもわかってるよ』と感じる方が大半だと思いますが、わかっていることをもう一度わかろうとしてみませんか?いろいろな勉強方法のやり方があることは否定しません。でも、いろいろな勉強方法でも結局やっていることは同じ。まったく違うことをしているということはないと思います。独学、講義を受ける、過去問派、基本書派、様々ですけど、使用する教材・プロセスは違うかもしれませんが、最終的にやっていることは同じだと思うんです。なにをやればいいのか?をしっかり固めることがすごく大事だと思います。推論対策、繰り返しになりますが『あえて』対策するということはありませんでした。一つ『あえて』したことと言えば、違う学校の模試(私の場合伊藤塾・早稲田セミナー・辰巳)を受講すると同じ推論問題が出題されることがあるんです。そういうのって、他の受験生もチェックしていると思うので、かぶる肢だけは試験前日と試験直前にしっかりチェックしておきました。




 ここ二日、偉そうな記事ばかり書いてますwでも、どうしても合格してもらいたい受験生の方が何名かいらっしゃるんです。その方々が今年合格できるように、少しでもお役に立てればと思い、今後も書いていきたいと思います。人気ブログランキングへ
プロフィール

しゅう

Author:しゅう
まあ…
酒大好き人間です☆
人と話すのも好きです。

ブログには仕事関係の記事はあまり書かないと思います。
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性別:男(37歳のおっさんです)
家族:嫁様・娘2人の4人家族です。家族大好き。
趣味:スノーボード・サーフィン・お酒を飲むこと・ブログの更新
特技:・・・・・

皆さん,よろしく~

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